これは希少価値のあることだと思います!
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私たちは、雑貨商品などが沢山掲載されているバーゲンのチラシやカタログの制作経験も積んできました。特に家具に関しては、以前相当数手掛けた経験がありますので、よく理解しております。 バーゲンの商品満載チラシは、泥臭くゴチャゴチャしていてお洒落のかけらもないので、美しい物、格好良い物指向のクリエイターは敬遠するのがほとんどです。趣向の好き嫌いで敬遠するのは人それぞれでしょうが、「出来る・出来ない」は全く違います。 こういった流通物のチラシ等は、一見「並べれば良いだけでしょう」と、簡単に出来そうに見えます。しかし、未経験の人はそう簡単には作れないでしょう。バーゲン物の構成も奥が深く難易度も低くはないからです。旅行関係のパンフレット等もそうです。一見したら簡単に見えますが、もの凄く大変な仕事です。 家具売り出しチラシを例にとれば、まずカテゴリー分類という編集作業が派生します。この作業はとても大事で、家具に対するある程度の理解力がないとできません。それから、ひとつの紙面 の中に大きな婚礼タンスも小さなマガジンラックも横長のベッドやソファーも縦長の隙間ラックやポールハンガーも、それぞれ違和感の無い関係比率で掲載しなければいけません。タンスより大きなマガジンラックなどありえないからです。 そして、タンスやダイニングボードのような四角く重ボリュームのある商品と脚の長いテーブルやパイプベッドのように商品内に隙間があり軽ボリュームの商品をバランスを保ってひとつの紙面 に構成するのです。下手な人は紙面上側だけが固まりすぎたり、紙面右下に妙にスカスカした隙間を作るようなミスをしてしまいます。経験を積んだテクニックが必要です。 さらに、この構成の中に各商品のスペック(サイズや色・材質・価格等)を入れていくのですが、それぞれのスペックや紹介コピーが、しっかりと該当商品を指していることが原則になります。右と左どちらの商品を指しているかわからない位 置にスペックがあっては大きなミスになります。 とどめは、そんな中でも目玉品を「お買い得商品」として迫力をつけて大きく目立たす事が必要です。平面 パズルを組み合わすように、相当に難易度が高く、また商品数も多いので作業自体も大変な労力を必要とします。 このへんが、基本的な必要とされるレイアウト能力ですが、その上に私どもは企画も提案します。小技ではダイニングボードとダイニングテーブルの写 真を前後に組み合わせて部屋の空間のように見せる表現工夫などから、フロント面 の売り出し企画なども提案します。食い付きが良いのは、やはり大幅割引ですが、それよりも例えばベッドの商品群で特集を組んで「選び方のコツ」などをアピールしていく手法等もあります。企画が出せてナンボのクリエイティブ事務所です。考える仕事は本望です。 私どもの現在の制作体制はごく少人数ですので、大掛かりで短納期な案件は、私どもだけでは正直対応が厳しい面 もあるのですが、提携して一緒に大型短納期案件を進行できる企業もありますし、企画面 や小さな案件のご協力なら問題なくできます。 こういったゴチャゴチャした販促物の本質を理解しながらも、それ以外に高級なイメージカタログも手掛けられるのが私どもの特徴と自負しております。 サンプル画像のイメージは医療家具のカタログです。撮影から32ページ全ての作業を手掛けました。診療室の風景、シーンを想定して家具を引き立たせる見え方に演出する。読者の好感イメージを想起させる。そういった所を狙っています。もちろんこのイメージもの1冊では、販促ツールは成立しないので、細やかな商品の説明や価格を入れたカタログも同時に作りました。当然全商品の特徴をよりよくアピールすべく、使用方法や材質、デザイン性など細かな所まで勉強しました。 クリエイティブ業界の傾向として、イメージもの重視のハイセンスの方向か、ダイレクトマーケット主体のガチャガチャだけど、情報が満載でより「売る」ことに主眼を置いた方向かの二極化した部分があります。そして、クリエイターはそれぞれの片方に染まる人が多く、かたや「とても美しい仕上がりのものを作れるが反響がない」、かたや「反響はあるが、イメージダウンしている」というパターンが多いと感じています。当然デザイナーなどのセンスも偏ってしまい、名刺を頼んでも品のない肉太ゴシック書体のものに仕上がったり、逆に、すっきり奇麗なだけで情報が少なく誰も見に来ないホームページに仕上がったりという欠点も出てくる物です。 だから、その両方を経験した私どもが、両方の特徴を上手く使い分けて臨機応変に、また時に新しい風として、柔軟な対応をご提供できると考えています。ご理解のある依頼者様は常にお待ちしておりますので、お気軽に下記までお問い合わせ下さい。 ●グラフィックデザインチャート ●sui studio作品を見る ●sui studioの評価 ●トップへ ●デザインカバーフォルダを見る ●sui studioの業務システムへ ●お見積もり依頼 ●お問い合わせ(mail) |
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