【広告ヒント集】 ここをわかれば、 間違えない! アド・ヴァイス スタディオン 編集:sui studio 東京都豊島区雑司が谷3-12-3川戸ビル203 〒171-0032 info@image-garage.com |
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「媒体、テーマ別
の雑誌形態作品集」 ↓アドフラッシュ ページ中身の画像
今週は、テーマ別に特集された広告作品集アドフラッシュを紹介します。 アドフラッシュという雑誌は、広告系の制作プロダクションなら必ず置いてある創刊20年以上の月刊の作品集です。10年前は表紙のデザインも、モサッとしていたのですが、今はもの凄く洗練されたデザインなので、ちょっとした撮影の小道具に使えそうな洒落た装丁なのです。「作品集なんて、コピーライターやデザイナーだけが見る物だから一般 の会社の人は必要ない」そういう意見もあるでしょうが、制作プロダクションや印刷会社と付き合いのある人は、持っていて損のない雑誌なのです。 例えば、自社と同じ業種分野の広告や会社案内などは、研究材料として取り寄せたり集めたりすると思いますが、東京、大阪の大都市から、北海道、九州と全国各地の優良作品が業種別 にストックされている雑誌があれば、いちいち折込や雑誌をこまめに切り抜いて集める必要もなく非常に便利です。750点くらいの作品が掲載されていますので、市場が成熟して売り出し方法も出尽くしたなど場合は、他社の行うイベントや広告キャッチコピーが気になります。アイディアというのも真っ白な脳の中から生まれるのでなく、沢山のストック情報の中からひねり出されるので、研究材料は大事ですね。 そしてもう一つ、こういった作品集は、制作会社と打ち合わせをするときにも便利なのです。特に写 真やデザインといった視覚表現の打ち合わせは、直接コミュニケーションをとっても言葉で伝わらないことがあります。ワープロで資料を箇条書きでつくり制作会社に渡したところ、仕上がりが全くイメージの違う物になってきたという場合、制作会社の能力の問題もありますが、説明が不足していた場合も考えられます。しかしヴィジュアルイメージは、言葉で上手く表現できません。そういった時に、作品集の写 真を指さして「例えば、こういったイメージ」「このようなタッチは違います」と説明すれば明快になります。 雑誌の構成としては、前半が特集テーマですので、チラシや新聞広告など自分がよく使う媒体の特集号があれば便利です。後半は、雑誌、新聞広告、ポスターなどの業種別 セレクションです。制作会社やエージェンシーの住所録もあります。1冊に万のお金がかかる年鑑は、さすがに手が出しにくいですが、月別 特集テーマ別に編集されていますので、必要な物だけチョイスできるのがポイントですね。 月刊アドフラッシュ(259号) 月刊アドフラッシュ(262号)『ダイレクトメール・案内状特集』 月刊アドフラッシュ(258号)『ロゴ・シンボル・キャラクター特集』
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